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【施術レポート】手関節 狭窄性腱鞘炎(ド・ケルバン病)の施術について

 狭窄性腱鞘炎(ド・ケルバン病)は臨床現場において多く遭遇する疾患である。好発するのは主に中高年(更年期)、周産期の女性だとされ、当院の施術歴からも比較的その傾向が伺える。この疾患で炎症が発生するのは短母指伸筋腱と長母指外転筋腱が走行する手関節背側の「第一区画」と呼ばれる部位であり、腱鞘炎の一種とされる。
 症状は主に親指を動かす動きや、手をパーにする動きでの疼痛で、腱鞘の肥厚が見られることもある。その原因は、軟部組織の加齢による変性やホルモンによる影響、オーバーユースなどが考えられている。近年では、スマートフォンなどのタッチパネル操作を片手で行う際の母指筋、腱部の疲弊も原因の一つとして示唆されている。
 治療に関しては保存療法が主であるが、ADLへの支障が著しい場合に観血療法が適応となる例もある。当院では当疾患の患者に対し、衝撃波治療器や低周波治療器(NEUBOXⅡ)等の実費診療での施術を行う。慢性化している例では衝撃波治療をメインとして施術を行い、腱鞘部への衝撃波照射、手関節伸筋群、手内在筋群の筋疲労の緩解を目的とする手技療法を実施していく。3,4回の施術で運動時痛、腫脹ともに軽減する例が多いが、利き手に罹患した場合、日常生活において負荷を掛けずに過ごすにはそれなりの工夫が必要であり、患者への指導を要する。ド・ケルバン病用の母指外転を制限するサポーターがあるが、施術後に症状が軽減しているにも関わらず、次回来院時に再び症状が戻ってしまうような例ではこのサポーターの装着を奨励することがある。

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