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- 2020.06.06
- ショックマスター
- 症例報告(五十肩)
「発生機序」数ヶ月前から肩が上がりにくくなり、手が後ろに回らなくなった。原因は不明。
「主訴」肩関節外転(横に上がりにくい)屈曲(前に上がりにくい)伸展(後ろに上がりにくい)
服の着脱時に痛みが出る。
「状態」五十肩(肩関節周囲炎)
・ 五十肩(肩関節周囲炎)とは、肩の関節が痛んで、関節の動きが悪くなる病気である。四十肩と呼ばれることもある。中年以降、特に50歳代の患者が多い。患者によって原因や症状はさまざまだが、多くの場合、シャツを着たり、棚の上のものを取ろうとしたりするなど生活動作の中で肩の関節を動かしたときに激しい痛みを感じる運動痛や、夜中に肩にズキズキとした痛みを感じてひどいときには眠れないなどの夜間痛がある。年齢を重ねることで、肩の関節を作っている骨や軟骨、靭帯や腱などに炎症が起きることが主な原因だといわれている。その後炎症が治まるのに合わせて痛みも軽くなるが、炎症によって肩の関節とその周辺がくっついてしまうと関節の動きが悪くなることもある。
・原因 五十肩(肩関節周囲炎)は服を着ようとしたときや、ゴルフのスイングをしたときに突然肩に激しい痛みを感じたり、しびれを感じたりして発症する。患者によって、発症のタイミングや症状はさまざまだが主に50代以上の患者が多い。加齢によって肩の関節をつくっている骨や軟骨や靭帯、腱などが硬くなり、組織が炎症を起こして発症することが多いといわれている。発症する肩は利き腕とは関係がなく、左右どちらかの肩に起こり、両方の肩が同時に発症することはほぼないが、片方の肩が発症した後に、もう片方の肩が痛くなることはある。炎症を起こした肩の関節の中で、組織が癒着してしまうとさらに動かしづらくなる。また、痛みのため肩が動かせず、肩の周りの筋肉や靭帯の血行が悪くなり、肩の関節が硬くなり動かすことが難しくなる場合もある。関節が変形していたり、軟骨がすり減ってなくなっていたり、腱が切れたりしているなど肩の関節を作っている組織の1つのみが原因の場合には五十肩(肩関節周囲炎)とは区別される。
・症状 五十肩(肩関節周囲炎)の症状は人によってさまざまですが、服を着るときに痛くて腕が上がらない、背中に痛くて手が回せない、ネクタイを締めるのが難しいなど身体を動かすときに痛みを感じる運動痛と、夜になるとズキズキと肩が痛んで眠れないほどになる夜間痛は多くの患者が感じる症状だ。炎症が起こっている時期は痛みが強く、治療においても痛みを抑えることが中心になる場合が多い。炎症が治まると痛みも同時に治まってくるが、組織が癒着したり、肩を動かさないことで、血行が悪くなり肩の関節や組織が硬くなって動かしづらい状態になるため、この状態を防いで改善するための治療が行われる。
「アプローチ」ショックマスター、手技療法
「経過」1〜3回目は数値を少しずつ上げて患部にショックマスターを当てる。施術後症状は少し改善が見られる。
4回目も数値を上げて行う。施術後、肩関節外転の動きは良くなった。
5回目も数値を上げて行う。施術後、結髪痛、結帯痛は消失した。
6回目は前回の数値で行う。施術後、痛みはほぼ無くなり、肩関節を動かす時に引っかかり感が残る。
7回目も前回の数値で行う。施術後、症状は無くなり日常生活で支障無く肩関節を動かす事ができるようになったため、治療を終了する。